【決算ミス】ピンタレスト(PINS)を売却しました【2021 2Q】

米国株
PhotoMIX-Company / Pixabay

ピンタレスト株を売却しました。2021年第2四半期決算を受けてのものです。

決算の内容とそれを受けての株価の動き、売却を決めた経緯を簡単に紹介します。

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2021年第2四半期決算内容

2021年の第2四半期決算が、7月29日に発表されました。

売上は予想5.62億ドルに対し、結果6.13億ドル、OKですね。

EPS(1株利益)は予想0.13ドルに対し、結果0.25ドル、これもOKですね。

一般的にはこれなら決算OKですが、ピンタレストの場合はMAU(月間アクティブユーザー)も見る必要があります。

MAUは予想4.84億人に対し、結果4.54億人NGでした。しかもアメリカのMAUが前年比7%減という悪い状況でした。

ピンタレストのようなSNS(ピンタレストはSNSではないと言っていますが…)の場合、MAUの推移が広告収入に直結します。しかも一番の収入源であるアメリカのMAUが下がっている、というのはかなりのバッドニュースです。

チャート

決算発表を受けて、ピンタレストの株価は怒涛の下げとなりました。当然でしょう。

決算ミスなら売却ルールを徹底

私がピンタレストの株を買ったのは、半年前の四半期決算を受けてのものでした。かなり決算内容がよく、「良い決算はおとなしく購入」という原則に則り買ったのを覚えています。

前回の四半期決算(2021年第1四半期)は内容OKでしたので特に動きませんでした。決算が良い限りホールドですね。

今回はNGでしたので、翌々営業日のタイミングで売却しました。決算が悪ければ売却、という超基本の原則に立ち返っただけです。もしかしたら底値のタイミングだったかもしれません。

ですが、後悔はしていません。もし機関の売りに巻き込まれたら最悪ですし、ルールに基づいているだけですので。後悔するとしたら、それは購入のタイミングが遅かった。それに尽きると思います。

日本株もそうですが米国株も個別株投資は本当に難しい。当然ですが儲かるケースもあるし、今回のように損をするケースもある。結局ならしてトータルで振り返ると、個別株投資はインデックスファンドの収益に劣後する、という一般論を痛い思いをして理解したというところです。

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