【米国高配当ETF】投資対象を個別株から変更する【住宅ローン&子育て世帯】

米国株
Pexels / Pixabay

私は住宅ローンを抱えている子育て世帯の会社員です。

日々の支払いが多い中で、なんとか余裕資金を捻出し少しでも増やそうと投資を行っています。

投資対象の一部に米国個別株があるのですが、素人の投資判断ということもあって満足の行くリターンを得られていません。先日のピンタレストの売却判断も痛い失敗となりました。

高い授業料を払ったところで…、個別株投資から米国高配当ETFへの投資対象シフトを検討してみました。

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結論:コアサテライト戦略の見直し

コアサテライト戦略をちゃんと決め、以下の方針で余裕資金の運用を行っていくこととしました。

コア…7割:VTIなどのインデックスファンド(投資信託)

コアとなる「損をできない、減らしたくない」領域は7割とし、運用商品を楽天VTI等のインデックスファンドとします。もちろん楽天VTIに限っているわけでもなく、同じVTIをマザーファンドとするSBI Vシリーズや、eMAXIS Slimシリーズの全世界型でもOKでしょう。

要はコアとなる7割の領域はインデックスに連動する商品で固め、いじらない。ひたすら積立を愚直に行っていく。これが素人が勝つことができる再現可能性のある選択肢であると学びました。

サテライト…3割:米国株高配当ETF、その他(日本株株主優待銘柄)

残りのサテライトは3割程度とし、米国高配当ETFへの投資に振り分け、ごく一部は株主優待のある日本株をホールドし続けます。現在は個別株で4割程度もウェイトを占めているので、ここを切り替えていくということになります。

住宅ローンあり、子育て世帯はリスク許容度が低い

コアサテライト戦略の配分を決める際に必要なのは、自分のリスク許容度(どこまで耐えられるか)を知ることが重要です。私も「リスク許容度?なにそれ?」という状況でしたが、投資をして身にしみてわかることも多々あります。

株価下落に精神的に耐えられないことを知る

私は住宅ローンあり+子育て世帯なので、かなり余裕資金が限られています。この状態で個別株の投資を行っていたのですが、株価下落時のストレスがとにかく大きいということを否が応でも体感しました。ちょっとでも資金を増やしたい、という思いで投資を行っているのですが、それが下落していく様子を見るのは、将来に不安がよぎりまくることになるのです。

個別株投資では企業の決算の把握など時間が必要

個別株投資の売買の判断は様々なものがありますが、私は四半期の企業決算を重視していました。決算が良ければ買いまたはホールド、悪ければ売るという形ですね。

この判断を行うには、企業決算が良かったのか悪かったのか情報を判断する必要があります。他の方が発表している内容を鵜呑みにするにしても、少なくとも内容を調べる必要があるわけで、調査には時間が多少なりともかかります。

会社員かつ子育て世帯の私は時間が確保できず、タイミングを逃しているケースが多かったです。個別株投資は投資を趣味にしている人向けというのも納得できます。

対策:個別株投資から高配当ETFへシフト

そこで、個別株投資の割合を縮小しつつ、米国高配当ETFにシフトすることに決めました。

決定に至った主な要因は以下になります。

ETFとして投資することで時間節約

時間は有限です。趣味で投資をしている人はともかくとして、そこまで趣味でもない人が個別株の決算を精査している時間はありません。であるならば、複数の株式の集合体であるETFに投資をすることで、自動的に分散投資をしたほうが時間の節約になります。

素人が個別株投資をしてもリターンは見込めない

個別株投資を行う理由として、インデックスよりも高いリターンを得る(テンバガー株を探す)ということが挙げられます。

しかし、投資のプロ(機関投資家)の世界でもインデックスに買っているファンドは一握り。平均すればインデックスのほうが勝っている状況です。プロでも勝つのは難しい状況のなか、素人が個別株で勝つのは運が良くない限り難しいのでは?と体感したからに他なりません。

私の個別株投資の成績は実質的に年利5%程度だったので、これでは時間をかける意味がないと思った次第です。

高配当ETFは年率3%から5%程度の配当が狙える

ETFもかなり多数の銘柄があるなかで、何に投資するか?というのは大きな命題です。

私の場合、既にコア部分は(高配当ではない)普通のインデックスファンドでしたので、サテライトとなるETFは分配金のある高配当ETFが魅力的に見えました。分配金利回りも年率3%から5%程度は狙えます。

配当金=キャッシュフローの増加は精神安定となる

配当金があるというのは大きな精神的な支えになります。

私のような住宅ローンありの子育て世代の場合、とにかく日々の支払いが多くキャッシュを貯めるのが難しいです。このような状況の中で、分配金という新たな収入を得られるのは非常に大きい。

使えるお金が増える、というのは”現在の”生活の選択肢が広がるということです。

代表的な米国株高配当ETF

以下に代表的な米国高配当ETFを列挙してみました。

ティッカー分配金利回り経費率配当タイミング株価傾向
VYM約2.7%0.06%四半期上昇見込める。比較的**ショックに強い
HDV約3.5%0.08%四半期上昇見込める。**ショックは平均的
SPYD約4.7%0.07%四半期上昇見込める。**ショックに弱い
PFF約4.5%0.46%毎月上昇見込めない。**ショックに強いが金融危機に弱い
分配金利回りは2021年8月13日時点で計算

分配金利回りはSPYDが高い、毎月配当金を得たいならPFFだが株価上昇は見込めない、と言ったところでしょうか。

有名な三菱サラリーマンさんのブログでもSPYDの詳細な解説がありますね。

【SPYD】配当3.4~9%、近い将来に高配当を得たい人に【米国高配当株ETF】
【SPYD】SPDR ポートフォリオS&P 500 高配当株式は、近い将来に高配当を得たい際の選択肢SPYDは、分配利回りが平均して4.5%ほどある米国高配当株ETFです。100万円投資すると、年間およそ3万円の分配金が得られたこと

SPYD2割、PFF1割でやってみる

毎月配当のPFFが魅力的ですが、ネックになるのは経費率の高さと株価上昇が見込めない点です。サテライトの3割をPFFに全額投資するのは少し偏った傾向になってしまいます。PFFについては1割程度のポートフォリオで組むのが良いようです。

そこで、残りの2割はSPYD、1割をPFFとする方針としました。SPYDについては配当利回りが高く、キャッシュフローを高める目的に合致しているためですね。

購入タイミング

さて、方針を定めたところで、最後の問題は「いつ買うか」です。タイミングですね。

ベストは安いときに買いたい

当然ながら、安いタイミングを狙って買うのが当たり前ですがベストとなります。ただ、安いタイミングというのが客観的にわかるかどうか?個人の判断では難しい面があり、ここは指数を利用したほうが良さそうです。

VIXやFear & Greed Indexが動いたタイミング

あくまでも過去の傾向からですが、以下の指数におけるしきい値は目安になりそうです。

  • VIX … 30以上
  • Fear & Greed Index … 30以下
VIX 銘柄 - CBOE SPXボラティリティ指数 名称
CBOE SPXボラティリティ指数 (VIX)のインデックス指数詳細 - 指数の値、チャート、指数概要や関連マーケットデータをご覧ください。
Fear and Greed Index - Investor Sentiment | CNN
CNN’s Fear & Greed Index is a way to gauge stock market movements and whether stocks are fairly priced. The index uses seven market indicators to help answer th...

VIX30以上というのは、10年スパンで考慮するとリーマンショックやコロナショックが挙げられます。年に1回も発生しない頻度であるため、ずっと買わないでいるとそれはそれで配当金を逃すことになります。定期的な買付をしつつも、いざという時のキャッシュを用意しておくのが現実的な解になるでしょう。

PFFは金融危機以外は株価変化しない傾向

PFFについては直近のコロナショックでも影響は軽微で、株価はすぐに平常値に戻りました。PFFの構成銘柄は金融株が多いので、リーマンショックのような金融危機が発生しない限りは、購入タイミングを気にする必要はなさそうです。

まとめ:個別株から分散+キャッシュフローが見込める米国株高配当ETFへシフト

手前味噌ではありますが、米国高配当ETFへの投資対象シフトについて記事にしました。

個別株投資で十分なリターンを得るには、精緻な企業決算の精査が必要です。住宅ローンあり&子育て世帯にとっては精査を行う時間を確保するには非常に難しいですね。ちゃんと家族との時間を確保したほうが人生が豊かになるでしょう。

住宅ローンあり&子育て世帯にとって配当金というキャッシュフローの増加は、大変ありがたく日々の生活が豊かになります。
最初は微々たる配当かもしれませんが、継続することで配当金も増え、現在よりも未来の生活がよりよくなるのを実感できるはずです。

高配当ETFへの定期的な買付を行いつつも、いざという時(VIX等の指数が動いた時)のためのキャッシュポジションもある程度キープしていきましょう。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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