以前、シャープの加湿空気清浄機「KC-G50-W」の紹介記事を書きました。
その後も順調に使用していたのですが、使用して数年経ち清掃しても使用時のニオイが気になるようになってきました。
加湿フィルターの汚れが原因だったため、交換をしようとネットで調べてみると、互換品が多数売られている状況です。当然メーカー純正品よりも互換品のほうが安いわけですが、性能は未知数。
互換品のほうがかなり安いので思い切ってフィルター交換をしてみました。
加湿フィルター3年経過後(2週に一度掃除)
加湿空気清浄機をお使いの方なら誰しも経験されることだと思いますが、加湿空気清浄機の加湿フィルターは放置すると水アカ等の汚れがかなり付着してしまいます。以前購入した KC-G50-W も、お手入れ通知機能があり、だいたい通知のタイミングで私もフィルターの清掃を行っていました。
しかし、比較的マメに清掃を行ってもフィルター内部の汚れは落ちません。以下は使用数年後の加湿フィルターの状況です。
どうしても、加湿フィルター中央部の汚れが固まってしまって取れない状況に陥りがちです。
クエン酸でフィルターの漬け洗いなどもおこなってみましたが、効果はイマイチ。ニオイの発生頻度も以前よりも上がってきた感じになります。
もうフィルターの限界になった可能性が高いと判断し、交換用の加湿フィルターを購入しようと決意しました。
加湿互換フィルターが多数売られている
加湿空気清浄機のメーカーであるシャープのサイトで調べてみると、KC-G50-Wの加湿フィルターの型番は「FZ-Y80MF」が該当します。
寿命10年と書かれていますが、使用状況によっては寿命が早まる可能性があるとのこと。冬場は24時間稼働に近い状況なので、ハードな使用環境だったのかもしれません。
さて、FZ-Y80MFを調べる中で、この加湿フィルターにはメーカー純正ではない互換品があることがわかりました。互換品の最大のメリットは価格が安いこと。簡単ではありますが、純正品と互換品の価格差を調べてみました。
コスト:正規品と比べどの程度?
今回は加湿フィルターの他に、Ag+イオンカートリッジ「FZ-AG01K1」も交換しますので、こちらも含めて調べてみました。
FZ-Y80MF | FZ-AG01K1 | |
メーカー純正品 | 2,860円 | 990円 |
互換品 | 約1,100円から2,000円 | 約900円 |
互換品を購入した場合、約1,000円程度のコストダウンは見込めそうです。
Amazonや楽天などでは、FZ-Y80MFとFZ-AG01K1がセットになって販売されているケースが多いですね。セット販売の場合、上記の価格帯からもう少し下がって販売されているケースも多いようです。
私も楽天でセット品を 1,980円で購入してみました。正規品と比べ約2,000円弱のコスト減になります。
FZ-Y80MF Ag+イオンカートリッジ FZ-AG01K1
届いた互換セット品はの内容です。Hiranoというメーカー製のようです。
内容物
セット品なので加湿フィルター FZ-Y80MF の互換品、イオンカートリッジ FZ-AG01K1 の互換品が一緒になっていました。
加湿フィルターはプラスチックのケース等はなく、フィルターのみとなっています。
カートリッジ交換用の中身もセット
イオンカートリッジの中身(ペレット)については長期間使用することはできないみたいなので、交換用のペレットもついています。この袋に入っているのは交換用のペレットです。
イオンカートリッジの中にもちゃんとペレットが入っていました。(量が少ないような気もしますが…。)
フィルター交換してみた
では、古い汚れのたまった加湿フィルターを交換してみます。前述の通り、互換品はフィルターのみなので、今まで使っていたフィルターをプラスチックケースから取り外し、互換フィルターを再セットします。
作業の様子は割愛して…、最終的な交換後のフィルターは以下のようになりました。
互換品なのでちゃんとケースに収まるか心配でしたが、杞憂でした。まったく問題なく収まっています。互換フィルターも同じ青色なので、交換前と交換後の差が歴然です。これで嫌なニオイからも開放されそうです。
まとめ
プリンターインクと同様に、加湿空気清浄機のフィルターは純正品とは別に互換品が存在します。
価格は当然、純正品に比べリーズナブル。1,000円程度の節約が可能です。
とはいえ、加湿空気清浄機はこまめなお手入れ(清掃)が欠かせません。お手入れはサボらずに長く使っていきたいですね。
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