お家の部屋、片づいていますか?
「はい、片づけできています!」と、言えれば良いのですが、私も含め大半の方は、「これから片づけます…」という状態が多いと思います。
片づけといえば数年前に「こんまり」さんの片づけ本が流行りました。今更ながらですが、我流ではない片づけをしようと決心。片づけ本に従い片づけを実行しました。
「こんまり」さんの片づけ本の手法から、思いがけない効果があることに気づきました。男性でもいけます。
結論:ときめきの活用はエッセンシャル思考と同じ
本当に必要なモノがわかる
「人生がときめく片づけの魔法」では、”ときめくかどうか”でモノの取捨選択を行います。
”ときめくかどうか”が実は、本質を重要視する「エッセンシャル思考」と同じなんです。
”ときめく”くらい重要なモノ…、あなたの人生にとって本当に必要なモノがわかる、ということです。
必要なモノがわかる→自身の価値観の見直し
必要なモノがわかる、ということはモノを経由した価値観の見直し・振り返りに繋がります。
無駄なモノを捨てる=不要な支払いがわかるので、本当に必要だったお金の使い所に気づきます。
本の中では、片づけをすることで、人生が成功した!という紹介もあります。片づけという行為する過程の中で、「本当にやりたかったこと」が見える化される、と考えればわかりやすいのかもしれません。
今更だけどこんまり本の紹介
「こんまり」さんとは
「こんまり」さんとは、片づけコンサルタントの近藤麻理恵さんのことですね。
近藤 麻理恵(こんどう まりえ, 1984年10月9日 – )は、日本出身の片づけコンサルタントである。2010年末に出版した著書はミリオンセラーとなった。2019年現在、アメリカ合衆国カリフォルニア州ロサンゼルス在住。アメリカの雑誌『TIME』の「世界で最も影響力のある100人」に選ばれた[4]。こんまり(KonMari)の通称でも知られる[5]。
近藤麻理恵 Wikipediaより
ベストセラー「人生がときめく片づけの魔法」
2011年に100万部を超えたベストセラーになった、近藤麻理恵さんの代表的な著書です。
私も今更ながら、第1作と第2作を注文し一気に読みました。
本の内容は「ときめくかどうか」でモノの取捨選択を行う。この取捨選択を”片づけ祭り”として一気に行うこと。
どちらかというと女性向けにかかれている本ではありますが、男性でも「ときめき」判定と個別ジャンルの片づけ方法については役立つ内容になっています。私も早速できる範囲の片づけをやってみました。
片づけ実践:服…ときめく服だけ
本の中でも最初に片づけるモノとして紹介されていたのは「服」です。
服については、どちらかと言えば女性に比べて男性のほうが取捨選択しやすいと思います。
私のような服に大して興味もなく、ファストファッション(ユニクロなど)で十分!というタイプの人間でも、しばらく着ていない服があると思います。
手順通り、全ての服を1箇所に集め、一つ一つ手に持ち”ときめく”かどうか判断する。
その結果、捨てる判定となった服は以下のように…。
山積みです。
繰り返しますが、私のようにファッションに大して興味もない男性でも、山積みレベルで捨てる服が出てきます。
重要なポイントとして、必ず捨てる際は「ありがとうございました。」と声をかけること。
宗教のような事を言っているわけではなく、声を出すことで心の整理・踏ん切りをつけているのです。
クローゼット等の収納は本当にスッキリ。当然ですがどこに何があるか、把握できるようになりました(時短にも繋がり重要)。
片づけ実践:書類…契約書以外は全捨て
基本:読んだら全捨て、学校関連もイベント過ぎたら捨てる!
次に手をつけたのは書類です。
書類は後述する書類以外は基本、全て捨てる、です。私もそうですが子供がいる家庭の場合学校関連の書類がどんどん溜まっていきますよね。
学校関連の書類もイベントを過ぎたら、すぐに捨てる。これを徹底しています。
「ちょっととっておこうか」と思うと、すぐに溜まります。本当に必要な情報はスマホにメモとして残し、捨てましょう。
残すもの:契約書、保証書、説明書は微妙
ただ、捨ててはいけない書類もあります。「契約書」と「保証書」ですね。
本では電化製品の保証書は捨てるように書かれていたと思いますが、個人的には保証書は残すべきと考えます。
家電はどうしても故障に遭遇する可能性があります。メーカー保証が切れたものは即捨てるでOKですが、保証期間内のものは残したい。保証期間内かどうかを確認する手間が発生するので、買った家電の金額に応じて判断しましょう。
家電の説明書は個人的には残していますが、微妙です。各家電メーカーが説明書を自社ホームページで公開していることが多く、紙で持つ必要性が薄れています。捨てても問題ないと思います。
片づけ実践:本…ときめく本だけ
本も1箇所に全ての本を集め、ときめくかどうかで取捨選択をするでOKです。
積本(まだ読んでいない本)などがありましたが、積本こそ必要としていないから読んでいない本になっています。不要なモノになっている可能性が高い。
容赦なく捨ててください。
特に、資格系の本。数年前から「いつか勉強する」と残している資格本がある場合は、捨てましょう。残しても勉強しません。
再び資格を取りたい、勉強したい、想いを新たにした場合は再び買う、これでOKです。買い直したほうが本の内容も最新の状態になっていますからね。
私も、例に漏れず…ずーっと眠っていた資格系の本がありましたが、捨てました。
まとめ
本の中で、片づけを通じて人生と向き合う、のような記述がありましたが嘘ではありません。
片づけを行うことで、自身の価値観の再確認を行う。本質的な価値の見直しを行うのです。
繰り返しになりますが、代表的なモノの3点(服、書類、本)の片づけ方針は以下です。
- 服は本当にときめくかどうか
- 書類は思いきって捨てる(契約書以外)
- 本もときめく本だけ
残ったモノは、本当に人生にとって大事な価値を持つモノです。自分にとって他人よりも価値があるモノです。
必要なモノだけの空間になることで、生活の質も上がります。
片づけ後に買うモノも本当に必要なモノに絞られやすくなります。
片づけを通じた、人生の価値観の見直し、を行いましょう。
そして、一度きりの人生を良いものにしましょう。
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