Pioneer BDR-XD07LE をいろいろ試してみた

PC

昔焼いたDVD-Rが読めない、って経験ありませんか?

特に焼いてから10年以上が経過したCD-RやDVD-Rなどはエラーで読めない、という経験をされた方も多いと思います。うちもそうです。

そこでこの記事では読めなくなったDVD-Rをなんとか読み取るべく、Pioneerの外付けブルーレイドライブ BDR-XD07LE を使って読み取れるか試してみました。やはりPioneerのドライブは高性能なようでエラーとなったDVDを読み取ることができそうです。

00年代に焼いたDVDが読めなくなってきた

00年代にパソコンを使い始めたのもあって、当時はDVD-Rの普及期でもありバックアップで焼いたDVD-Rが大量にある状態でした。
当時もDVD-Rの品質について国産と海外メーカーで色々と言われていましたが、一応気を使って国産メーカーのものを選択していました。

焼いてからしばらく放置していましたが、ある日当時焼いたDVD-Rを読み込ませてみると、なんとエラーで読み込めない状態でした。安物のLG製バルクDVDドライブ搭載のWindowsパソコンという条件もありますが、10年以上経過しているのでやはり厳しくなっているようです。大したものは焼いていませんが、このまま資産としてなくすのは惜しい、なんとかならないかと手段を考えることにしました。

PureReadを備えたPioneer製ドライブの検討

DVD-Rメディアの状態を復活させるのは困難なので、読み込むDVD-Rドライブの性能を強化するほうが賢明です。ここは韓国メーカーの安物DVDドライブではなく、高品質なPioneer製のブルーレイドライブで読み込み、データの復旧を行ってみる方向で検討します。

Pioneerのドライブといえば、PureRead と呼ばれるCDの強化読み取り機能があります。

CDオーディオの再生時において、ディスク上の傷・指紋などによりCD固有のエラー訂正システム(CIRC)でも補正しきれないリードエラーが発生した場合、ディスク状況を自動判断、読み取り方法を調整し、再読み取りを行ない、エラーデータ補間の発生を低減する「PureRead」。BDR-XD07BK/R/Wではこの「PureRead」をさらに高度に進化させた最新技術「PureRead 3+」を搭載しています。「PureRead 3+」は、データの再読み取りを行なっても読み取りができない場合、新アルゴリズムが始動して再度読み取りを行ないます。正しいデータの読み取り精度を従来よりも高めています。BDXL対応ピックアップ搭載によるCD読み取り性能の向上も相まって、高精度なCD読み取りを可能にしています。

https://jpn.pioneer/ja/pcperipherals/bdd/products/bdr_xd07bk_r_w/?ref=header

90年代に買ったCDはあまり残っていませんが、このCD音源を読み取る能力が高いのもPioneerのドライブの特徴。DVDの読み取りには関係ありませんが、今後も期待してPioneerの外付けブルーレイドライブを買ってみることにしました。中でもBDR-XD07LEが1万円を切るレベルで買えそうなラインですので、このドライブで読み取りを行ってみたいと思います。

BDR-XD07LE の内容物

今回買ったPioneerのBDR-XD07LEは非常にシンプルな構成です。まずパッケージは白地に簡単なシールレベルの名称と内容物の説明しかありません。このシールパッケージにもある通り、このドライブにはアプリはバンドルされていないため、必要に応じて焼き込むソフトは必要になります。すでに持っている場合は不要なので、その分お得な内容になっています。

シンプルすぎるパッケージ

内容物は、ブルーレイドライブとPC接続用のUSBケーブル、説明書のみ。外付けドライブですが、ACアダプターは同梱されていません。USBのバスパワー駆動で問題ないということなんでしょうが、やや心配です。

ドライブとUSBケーブルのみ、アダプターなんて飾りです。

ブルーレイドライブ部のスイッチの類はOPENボタンがあるのみ。電源スイッチなどはありません。非常にシンプルです。

ドライブの正面

ドライブの背面はUSB接続部のAC電源の差込部があります。USBは付属の専用ケーブルに対応したコネクタになっているので、汎用のUSBケーブルは使えないと思われます。AC電源は「5V」と書いてあるので、形状さえ合ってしまえば純正でなくても動く可能性はあります。

ドライブの背面(ケーブル接続部)
付属のUSBケーブルを指してみた

電源の問題の検証(自作Windows機)

まずはメインで使っている自作WindowsマシンにこのBDR-XD07LEを接続してみます。USB3.0ハブに接続した場合における電源が不安なので、マザーボード側のUSB3.0ポートに接続し動作を検証してみることにします。

OPENボタンを押すと蓋のロックが外れるので、蓋を開けて中にメディアをセットします。

自作WindowsマシンはWindows10ですが、特にドライバ等は必要なく認識されました。

00年代にDVD読み込み・書き込みに多用したDVD Decrypterも試しに起動してみましたが、問題なく認識しました。

早速、LGのバルクDVDドライブで読めなかったDVD-Rを読み込ませてみましたが、エラーになることもなく普通に読み出すことができました。DVDの読み込みにはPureReadとか関係ないのですが、やはりPioneerのピックアップレンズの性能は高そうです。(値段が違うので当然ではありますが)

電源の問題の検証(MacbookPro:USB3.0typeA搭載機)

Windowsマシンでは問題なく使えそうなので、Macでも使えるか試してみることにします。幸いUSB3.0ポートがあるMacbookProを使用していますので、接続して認識できるかやってみましょう。

MacbookPro early2005にUSB接続

USB接続後、ハードウェア構成の画面を確認しましたが、USB装置ツリーの中にPioneer Blu-ray Driveと認識されています。こちらも特にドライバ等は必要なく指しただけで認識したようです。

このあと、市販の映画DVDを再生してみましたが、電力不足になることもなく再生することができました。DVD再生用のソフトもMacOS標準のもので再生することができました。Windowsマシンではデータ抽出のみでDVDを再生しなかったので気がつかなかったのですが、BDR-XD07LEの出荷時のDVDリージョンは-1(地域指定なし)が設定されていました。したがってPCでの初回再生時はリージョンの設定(日本は2)を行う必要があります。

まとめ

BDR-XD07LEはパッケージも最低限、内容物も最低限の玄人向け構成ではあります。その分、Pioneerのブルーレイドライブとして1万円を切る価格設定で実売されている貴重なモデルです。

肝心な性能も、Pioneerのブルーレイドライブの中では廉価モデルではありますが、DVD-Rのデータ抽出という目的では必要十分な性能を備えていると感じました。CDのリッピングではPureReadを使った場合の音質が異なるというネット上の書き込みも多数見られますので、音質にこだわる場合はこの機種の選択もありかと思います。

00年代に焼いたDVD-Rも経年劣化がドンドン進んでいきます。早めに抽出してデータ保護をする場合はBDR-XD07LEなどの高性能ドライブを使っていきたいものですね。

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