普段使用している自作PCからの音声出力はマザーボードからのヘッドホン出力を使用していましたが、どうしてもノイズが乗ってしまいます。
クリアな音を求めてUSB-DACを探していたのですが、数年前からネットで評判のfostex PC100USB を買ってみました。
開封の儀
ヨドバシドットコムで4,000円強で売っていました。数年前の製品ですが安い!
早速届いたので開封してみます。
ダンボールのシンプルな梱包です。サイズはかなり小さめ。
開けると取扱説明書が出てきます。取扱説明書は日本語と英語。
同梱されているのは、本体、USBケーブル、赤白のRCAケーブル。
ケーブル類は金メッキ加工がしてあります。
電源スイッチ等はなく、USBからのバスパワー給電となっています。
PCに接続していれば自動的に使える状態になります。シンプルです。
PC100USBについて
PC100USBはUSB-DACの機能もある「ボリュームコントローラー」です。
従って、操作する部分は音量ボリュームの調整つまみのみとなります。
本体は金属製なので見た目以上の重さがあります。つまみもずっしりとした感触があるので微妙な音量調整も可能です。
ただ重いので持ち運ぶタイプではないですね。あくまでも机上で使用するのが前提だと思います。
背面はヘッドホンステレオミニジャック、赤白のRCAピンジャック、USB端子となっています。
これまたシンプルです。
「ボリュームコントローラー」なのでRCAピンジャックからコンポやアクティブスピーカーへの接続なども可能です。
実際に聴いてみた
自作PC → PC100USB → ATH-A900 という環境で聞いてみました。
マザーボードからのヘッドホン端子直差しに比べると、明らかにホワイトノイズは減少します。減少というかノイズは無いですね。
高級USB-DACのように解像度が上がるという印象は受けませんでしたが、この値段でクリアに聴くことができるだけでも十分だと思います。
また手元でボリュームを変えられるというのは地味に便利です。マウスでの音量調整は地味に面倒ですからね。
まとめ
ハイレゾに代表されるPCオーディオの世界まではいきませんが、現時点で5,000円弱の投資でクリアな音源が聴けるというのは非常にコストパフォーマンスが高いと思います。
また手元でアナログ的に音量調整ができるのもこのPC100USBの大きなメリットです。入門機としては非常にオススメできるのではないでしょうか。
入門機ですが使いやすいので長く愛用したいと思います。
コメント